2年ぶりの『東京ギフトショー』だ。植木鉢や鉢カバーの新製品と、
昨秋の信楽陶器総合展で最優秀賞を受けた商品”SUMARU”を
中心にレイアウトして、西館のデザインコーナーに出展した。

初日に来られたA販売店さんが「数ある商品の中で、色やサイズ違
いでプラスガーデンだけを買い続けるお客様がいる」とおっしゃっ
た。世の中にはそのような奇特な方が居るんだ!と嬉しくなる。

 
東館はG(フラワー&ガーデン部門)を中心に見学。”ガーデン”
と銘打ちながらここに出展しないのは、圧倒的にインテリア部門の
売上げが多いからだ。ここのブースも年々減っているように感じる。

人は目新しいデザインを求めるが、そう容易くは生まれない。少し
くらいの変化は見過ごされるものだ。

全国各地の商工会が、特産品・工芸品などを現代風にアレンジした
商品を作って集めた催し”JAPAN BRAND”を見る。当然
素晴らしい出来だから高価だ。使いやすくてデザインの良いものは、
いづれよく似た製品が安価で市場を席巻する。

”NIPPON BRAND””ニッポンいいもの再発見”と、同
じ東館でよく似た企画が3つもあるのは、かぶりすぎだろう。


夜の11時、コンビニエンス・ストアに行った後ホテルに戻るが、部
屋ナンバー『1343』が見つからない。何度往復しても確かめても、
無い。『1342』の次は『1344』!?まるで夢のなかにいるようだ。
廊下の電話からフロントを呼び出し、私の部屋は『1243』と知る。
  
東京にもキツネがいたの?と、ちづちゃんが聞くので問い合わせる。

『1343』は『スイートルーム1344』の続き部屋なので、札は無いと
云う返事だった。化かされてもないし、まだ惚けてもいない。

2008.0208