春に、店内を紹介するGoogleのストリートビューを、”かまーとの
森”に取り入れてはどうか、と教えていただいたことがある。来店
前に調べたいお客様は多くいるからと言う話だった。

しかし年内には店舗の拡大を予定していたので、載せて数カ月も経
たないうちに実際の様子が違えば、ホームページを旧く感じるだろ
うと、先延ばしにした経緯がある。

拡張したフロアは、寒さ対策も今まで以上に不可欠だ。本当は、北
欧のキッチンストーブが欲しいところだが、今年はとりあえず手頃
な薪ストーブを設置することにした。

壁に穴を開けるのはともかく、煙突を付けるのは骨が折れるようだ。
それでも器用な社員のおかげで、仕事はどんどん進んでいる。

12月に入り、信楽は朝、氷点下に下がる日が多くなった。

もっと早く始めたら良いのは十重分かっているが、年明けから春ま
での永い極寒期には間に合ったと思うことにしている。

かまーとの森の店舗は、全長８０ｍのトンネル窯の跡に作ったので、
二階の乾燥室はそのまま使っている。そこで作業するTさんによる
と、店の天井はとても暖かい空気が淀んでいるとのことだ。

天井に付ける大きな羽根が頭に浮かぶ。試しに、柱の上部の扇風機
を回した二村さんは「冷たい風がきてよけいに寒いです」と言った。

調べてみると、冬と夏では羽根の回転が逆というのが分かった。そ
の『シーリングファン』を購入することにしたが、人の考えること
は同じとみえ、来年２月まで品切れの表示が続出する。

ネットを駆使し、何とか２台を確保して溜飲を下げた。

2014.1211