滋賀県の休業要請を受け、かまーとの森は5/6まで休むことにした。

土曜日曜と連日を休めるのは7年ぶりなので、何をしようかとあれ
これ考える。世間では、家籠りはすでに退屈している頃だろうけど。

メディアから驚く話を家人に吹聴するも「それフェイクニュースら
しいよ」の返事。情報は適度に関わったほうが精神的に良さそうだ。


美味しい食事で気分を盛り上げようと、メニュを考え買い物に行く。
「買い物はまとめて。外出回数を減らそう」が浸透しているせいで
スーパーは補充に忙しそうだ。営業時間も短縮しているので、駐車
場から混んでいた。

いつか読もうと保存した本と、一度読んでも内容を忘れているため
新鮮に思う本も多数あり、読書に関して飢餓感は無い。『白村江』
は胸躍らせて購入したことは覚えているが、歴史に疎いし今は何故
買ったのか思い出せない。こういう時は他人の本棚のようで面白い。

きものの半襟はピシッと決まってこそだ。半襟を縫い付けるのが苦
手だった数年前。美しく着る友人から教わったのは、半襟をファス
ナーで取り外せて洗濯機に放りこめる襦袢だった。久しぶりに針を
持ち半襟を付けた。きものに向き合うための時間かも、と感じた。

『ウルーウール』の夏美さんに依頼した花のアレンジメントを、薬
剤師の姪にプレゼントする。牡丹餅とタルトも添えて。医療関係に
勤める人たちは、激務より言葉に傷つくことがあるだろう。健康に
留意して気を持ち直しつつ、この事態を支えていただきたい。


お客様から手縫いのマスクが贈られてきて、とても嬉しい。使い捨
てマスクは相変わらず手に入りにくいから。丁寧に礼状を書く。

2020.0428