『13:30水口保健所 持ち物・許可証2枚』のスケジュールに従っ
て動く。『営業許可証』は、飲食店営業と喫茶店営業の2枚だ。

両方、更新は6年毎とここで知る。ということは、2013年の春に喫
茶営業を始め、年内にランチを提供しだしたのか?

展望があったなら、手間や印紙代などを考え最初から飲食の許可に
しておいたものを、当時は喫茶だけで精いっぱいだった。

一つ一つ、未開の分野を手探りで切り開いてきたのだなと感慨深い。

6年を経て更なる高みが見える。例えば、新しく増やそうとするメ
ニューは、高度な技術とスタッフの養成が必要とされる。シェフを
入れずにどれほどのモノが出せるか、思案のしどころだ。


「今月末までに、PayPayでYahooカード支払いにすると20%還元
される」と二村さんが呪文のように言い続けるので、工場長と高山
さんと私はすっかり洗脳されて、近所の"ジャパン"へ日用品を
買いに行かねばならぬという気持ちになっていた。

ビールなどの酒類が思い浮かぶけれど、煙草も酒ものまない高山さ
んは「たらみのゼリーを大量に購入しよう」と言う。

レジに並んでいると、ビールの大箱を2,3箱積んだカートを押し
て工場長が現れた。6本入りを3パック購入した私は、瞬時にもっ
と買うべきだったかと反省した。

こうして促され、急激にキャッシュレス化が進むのだろう。

ウチは10円玉が集まりやすいので、店のレジスターを締めて小銭
入れの重さと量に驚く時がある。遠くない将来、「あれは原始的な
コトだった」と振り返るのかもしれない。

2019.0628