「出張のついでに、阪急うめだ本店の9階で催されている盆栽展を
見てこられるといいですよ」と二村さんが言った。「阪急園田駅か
ら9分。あずき色の電車に乗るんですよ。」と大阪出身の高山さん
も親切に教えてくれたので立ち寄ることにした。

阪急デパートは、相変わらず活気がある。

『BONSAI LIFE 毎日に、ときめきを』展に、いきなり吸い寄せら
れる。私の好きな苔テラリウムが、ずらりと並んでいたからだ。

しかし、一応陶器屋のため陶器鉢を何点か写真に収める。店でもミ
ニ盆栽鉢はよく売れるので参考になるし、報告もしないといけない。

5種類ほどのワークショップが開催されていた。やってみたいと思
うが、帰りの時刻が気になる。そうだ!前に作ったテラリウムが、
最近枯れた。あのガラス瓶にもう一度、植えよう。

蓋つきのガラス瓶は専用ライトが必要らしい。5,6時間ライトを当
てることによって光合成される。水やりは3週間に一度でいいなん
て、手間いらずだ。出向されている会社の方から説明を受ける。


深い森入口で立ち止まっている一匹のキツネ。その世界観のテラリ
ウムがあった。かまーとの森の改装後に、レジ前に置きたいものだ。

この作者は、『岩清水』の名札を付けた女性だった。「天性のお仕
事をされてますね。ぴったりのお名前だもの」と言うと、彼女はと
ても喜ばれた。

翌朝、岩清水さんからメールが入る。「衝撃的な出会いでした」と。
「信楽に行ったことが無いので、必ずやお尋ねしようと思う」と書
いてあった。それまで枯らさずにしなければ・・・と少し緊張する。

2025.0718