大鳥神社の青竹祭りに奉納する組の粽作りは、10年に一度と言われ
ていたが、コロナ禍で数年伸びた。前回は、と日記を遡ると2007年。

18年ぶりなので顔ぶれが変わっている。去年のレシピは助かった。
数が600個から200個になったので、採る熊笹の葉も少なくてよかっ
た。一度体験した私たち数人も、初めての人同様に奮闘して約250個
を作った。手先の器用な長老の叔父が健在でいてくれて嬉しい。


祭り当日は京都の展示会のため、長男次男と午前6時前に出発した。
熱中症アラートが発令されている関西地区だが、会場は冷房が強い
ので長袖ワンピースに着替える。押しなべて新製品が好評だった。

帰宅すると、九州勢も帰っていたので総勢14人が家に居た。が、そ
れはホンのひと時で、長男は消防団の役目で警護へ、主人は大役で
寺へ。それをひとめ見てくるわと母も出掛け、私たちが夕食をとる
間に、浴衣に着替えた孫たちが母親らに手を引かれて出て行った。


先頭を歩く紋付き袴の主人のあとを、長女や孫らと神社へ向かう。

ノースリーブに着替えても、蒸し暑い熱気がまとわりつく。朝早く
から働いた身ともなれば、参道の上り下りや急な階段はキツい。
役目を果たした主人を残し、孫には千円札を握らせ、黙って帰る。

展示会二日目も同じ動員数で搬出までを考えると、体力温存が必須
だもの。先に寝たが、孫5人の花火とお風呂はカオスだったらしい。

翌朝は午前7時過ぎに出発。二日目も私の運転で快調に飛ばす。
お客様が初日の半分程度だったのは、炎天続きのせいだろうか。

高山さんが、入社一年目の23歳のK君を連れて搬出に来てくれた。
皆で夕食をとる、平均年齢が若返ったメンバーを頼もしく思う。

2025.0728