製麺会社経営のKさんから「京都で夕食を一緒にしてよ」と、リク
エストがあったので、目的の店へ午後七時半に到着する計画をする。
私は終業後、主人は草津市での会合終了後にクルマで駆けつける手
はずになった。天然活魚料理店とすぐ側のホテルに、一旦落ち着く。
長崎の魚を食べてきたばかりだけれど、日本海の魚もまた美味しい。
Kさんは『西順一郎のMG戦略ゲーム』で学んだ仲間のせいか、いつ
会っても時間のへだたりを感じない。同じ勉強を共有する子どもた
ちの時代に変わりつつあるのも有難いことだと話し合う。
料理店の大将も、嬉しそうに「息子が継いでくれることになったん
です」と、大学を卒業したばかりの息子さんを紹介してくださった。
そこからシガーバーへ行く。主人がこの店を知ってるなんて意外だ
が、東京での幾晩かをシガーバーで過ごしたKさんに、ぴったりの
二次会だ。Kさんが、即、葉巻の銘柄を店員に注文したのは流石ね。
私たちは初めてなので、店主に選んでもらった。一緒に注文したチ
ョコレートと果物の大皿。チョコレートがとても美味しかったので、
きっと葉巻も酒も選りすぐりのものだろうと推察した。
そう時間が経たないうちに、Kさんが居眠りしだした。先の店の白
ワインが効いてきたのだろうか。
本当はこのチョコレートをひとりで食べたかったけど、私は慈愛に
満ちているため、三等分に分けフォークを付け、Kさんを起し食べ
るよう促した。そして主人にお勘定をしてもらい、タクシーを呼ぶ。
今宵、私がしっかりしているのは、翌朝に今野華都子先生の古事記
塾があるからだ。Kさんを宿に送り届けてから、ホテルに帰る。
2026.0308
