一気に師走感が押し寄せてきた。正月花・しめ縄の注文書、歳暮の
カタログ、おせちのカタログ、餅屋の注文書が次々届く。

まず、家の玄関と床の間の花は、30年以上付き合いのある会社の注
文書に書き込む。おせちは、去年、妹に勧められた『伊賀の里モク
モクファーム』のものを今年も頼んだ。大晦日に配達してくれる。

餅は『甲賀もちふる里館』で決まりだ。甲賀町は古琵琶湖だったた
め土壌が粘土質なので、ここで採れる米・餅は粘りが強い。遠方の
親戚はこの餅を楽しみにしている。ついでに、家用も注文する。

会社の歳暮の大半を、去年から『たねや』のバームクーヘンにして
いる。たねやグループの社長兄弟が信楽高校の出身であり、事務所
のTさんが社長と同級生というよしみがある。思っていた以上に、
全国的に有名なのだと感じるのは、今までは礼状だったのに、バー
ムクーヘンだとお礼の電話がかかってくるからだ。

「なぁ、どうする?」と工場長が止めたい意向で聞くのは、年賀状
である。お世話になっている相手に、出さないわけにはいかないよ。
「〇〇関係を止めたら?」と提案すると、「日頃ご無沙汰している
処に出すのが本来じゃないのか?」と律儀なことを言ったりする。

去年、工場長は「社員間の年賀状は止めて、社内LINEで挨拶しよう」
と呼びかけた。今年の元旦、工場長から家に届いた年賀状は何故か。

かまーとの森の年末・年始の営業日の問い合わせが入る。今年は商
工会の歳末大売出しのスクラッチ券を進呈するが、12/26までに使い
きれるか心配だ。意に反して「1/4の初売に伺う」のお返事だった。

師走の前倒しで動いているのに、もう来年を計画する方もいるのだ。

2022.1118