ヨネモトさんから、母の文字が切手になったとメールが入る。2006
年「干支文字切手」の2番目らしい。「ちなみに私の師匠は7番の
象形文字だ」と文面は続く。使うのが惜しくなるようなシートだ。

あぁ。このような環境の人に、私は筆ペンで手紙を出した事があっ
た・・。軽く目眩がしたけれど、こういう類のことはよくあるので
立ち直りも速い。早速、郵便局に予約の電話を入れる。

予定していた年賀状の撮影は、お餅屋さんの都合で来週に延びた。
紅白の重ね餅を頼んだが、色粉を使うには段取りがあるらしい。

並川先生を交えて、来春の新商品の打ち合わせをする。生きたまま
空輸された阻澄湖の”上海蟹”を茹でて、”むかご”と一緒に持っ
て来てくださった。

独特の濃厚な匂いは、上海の記憶を先日のように甦らせる。盛さん
は元気だろうか。蟹は体が冷えるから、生姜も一緒にとるようにと
おっしゃる。道理で、蟹の炒め物にはよく生姜や葱が入っている。

17日付京都新聞三面に先生が載ったというので、取り寄せる。ブッ
シュ大統領が京都に来た折り『いきなりの厳戒態勢に京都市民不満』
という見出しの下に、一人だけ笑っている先生の顔が写っていた。
  
専務が先月のMGでご一緒した『尾張屋』さんから、直輸入ワイン
のヌーボーを発送した旨の連絡が入った。常々、ヌーボーは薄くて
ジュースみたいと思っている私だが、今年は少しいただこう。なん
でも、社長自ら現地で買い付けた太鼓判と聞くから。

それに先生が「珍しいのを頂戴」とラファイエデパートで求められ
たお土産のチーズもあるし。締めには”むかごご飯”を炊こうっと。

2005.1118