先月、子ども向けの本だが、自分が読みたい本を発見した。

仕掛け絵本"どうなってるの?"シリーズの『うみのなか』『うち
ゅうとほし』『からだのなか』『恐竜の世界』の4冊だ。

先の2冊でよかったけれど、あとはついでに買った。


海は、深海の生き物とカンブリア紀の生き物が面白い。

例えば、"オニキンメ"は、口を閉じると自らの牙が脳に刺さって
死ぬこともあるだなんて。せっかちな性格はどうする?「こんな生
き物を作るなんて、神様はミスったよね」と、孫1号(4歳8カ月)
に言うと「神様が、まだ子どもだったんじゃない?」と答える。

5億年前には、眼が5つあり口から伸びる触手でエサを捕らえる生き
物がいた。絵本だけではもの足らず、ネットで"オパビニア"を検
索して、写真を見、詳しい解説を読んでくれと孫1号はねだる。

「眼は5つも要るか?どれか退化するだろう。全部視力がイイなん
てありえない」と見解を述べながら打ち込む私。孫1号は「そうだ
ね」「ホントだね」と肯く。主人に言わせると、私が遊んでもらっ
てるように聞こえるらしいが、そんなことはない。


帰省中の孫1号は今、宇宙に興味を持っていると知らされていた。
太陽系の惑星の大きさの順と距離の順をソラで口にするのも聞いた。

最初に「欲しい本は持って帰っていいよ」と言っておいた。

私が会社に行っている間に『うちゅうとほし』を読み、早々と母親
のクルマにしまった。本を忘れて帰るのを恐れているのだ。そして
ひと言も宇宙の話をしない。私が本を見たいと言い出さないように。

興味の対象や成長過程をいっしょに愉しんでいる。

2021.0818